仕事柄、さまざまな高齢者施設で働く職員さんとお話しすることがあります。

総じて言えることですが、皆さん「真面目で」「思いやりがあって」「一生懸命で」誰よりも利用者さんのことを考えています。
時に厳しいことも口にするそうですが、それは優しさ故だと私は理解しています。

日本の介護は、現場で汗して働いている職員の方々に支えられていると実感しています。

しかし、今、現場の人材不足は深刻です。
景気が良いので、なかなか介護現場に人が集まらないのかもしれません。

人は年を重ねれば、高齢になります。
お元気な方もおりますが、お一人の生活に不便や不具合を感じながら生活している高齢者もおります。そのような高齢者には、地域で支え合うシステムの構築が重要です。

国は、10年後の2025年を「地域包括ケアシステム」構築と位置付けております。

そのためには、今から地域のための人材育成に本腰を入れるべきだと考えます。

高齢化率30%、約3人に1人が高齢者という社会がすぐそこに来ています。
高齢になることは避けられなくても、老化予防、介護予防、認知症予防など、さまざまな努力次第で元気な高齢者になることは可能です。

「介護予防」「認知症予防」「地域ボランティア」それらをキーワードにした講座を、今後積極的に開催していくつもりです。