吉川福祉専門学校において在学中にできること
高校卒業後、大学卒業後、他業種の専門学校卒業後、社会人、専業主婦、パートやアルバイト、無職など、介護福祉士国家資格取得を目指す入学希望者の方は多くの場合、介護に関してほぼ白紙の状態で入学します。入学者の中には、自宅で介護をしている方、施設に親族を入所させている方もおりますが、多くの場合、介護の専門的な知識や技術を持ち合わせている訳ではありません。
入学希望者の方は、さまざまな“思い”を持って入学されます。
例えば、「介護の仕事に興味がある」「身内により良い介護をしたい」「オジイチャン、オバアチャンが好きだから」「介護の仕事がしたい」「障害者支援に興味がある」「障害者の介護をしたい」「今後ニーズの高い分野で活躍してみたい」「地域に根づいた介護をサポートしたい」「正社員として仕事をしたい」「介護分野で起業してみたい」等々、その理由は、百人百様、千差万別です。
どのような理由(背景)で入学を希望する場合でも、吉川福祉専門学校は介護福祉士資格取得を希望する方のために、教職員が一丸となってサポートいたします。
知識・基礎理論
介護福祉士の資格取得のためには、知識(基礎理論)を学ぶ必要があります。
それは、介護福祉士という国家資格取得と介護の専門性にあります。
介護福祉士が、専門的知識と技術を持ち、介護を必要とする対象者に向けて、より良い生活支援(生きるための支援)のためには、専門職としての学びが必要となります。
一般的に介護は、その行為としては誰でもできると考えられがちですが、実際の介護では、専門性があるとないとでは、対象者にも介護者にも大きな差(負担、安全性、安楽、清潔保持、安心感、)がでます。専門性とは、その理論にムリ、ムラ、ムダがないことです。
対象者が、安全に、快適に、日々の生活を送るために、専門的なアプローチが不可欠です。
実践技術
介護福祉士として現場で仕事をするためには、実践技術が不可欠です。
介護の対象者にも、介護者にも、安全に、安心して介護を実践するためには、医学的な知識と共に身体の機能や働き、障害を持つ対象者のサポート技術を知る必要があります。
対象者のベッドや布団からの移乗、体位変換、移動など、介護福祉士の資格取得のためには、専門職としての実践技術を学ぶ必要があります。
実践技術修得が、より良い生活支援や自立支援の基礎となります。
より良い実践技術は、対象者にとって、また介護者にとってもムリ、ムラ、ムダがないことです。
研究会・研修会
専門学校はその性質上、職業訓練校的な要素を持ちます。現場で、介護のプロとして仕事をするためには、在学中の学びを基礎として、卒業しても学び続ける必要があります。
それは、日本の介護が持つ特殊性でもあります。
日本の政治が変わると法律が変わり、介護の需要の変化によっても介護がかわります。そのために、介護現場で仕事に従事する介護福祉士は、より良い介護を目指すための実践技術の修得の他に、国が実施する介護のシステムの変化を、継続的に知る必要があります。
吉川福祉専門学校では、在学中のカリキュラムの他に、今後必要とされるテーマの「研究会」を立ち上げ、より良い学びを提供していきたいと考えております。
また、卒業後も研修制度を設け、「卒後研修会」を実施して参りました。
今後も、社会の動向や介護業界の変化に柔軟に対応するために、介護現場で働く卒業生のキャリアアップのためにも、積極的に研修会を開催したいと考えております。
課外授業
吉川福祉専門学校の特色のひとつに、本校オリジナルの課外授業があります。アクティビティケアについて「PLAC方式」を取り入れ、よりわかりやすく展開しやすくなっています。
開設当初は「アフタースクール」と呼んでおりましたが、在学生における他校との差別化や、就職時の特技、また情操教育の一貫として、その色合いを深めるために「課外授業」と呼名を変更し、
様々な講座を開催して参りました。課外授業の内容は、多種多様です。それは、在学生の年齢の幅にあります。高校卒業後の18歳から現在までの最高齢である65歳の方まで、興味を持って学べるために、「課外授業」という学びに幅を持たせました。
また、既に資格を持っている方のためのキャリアアップの一環としても、課外授業を活用することが可能です。下記のその一例を載せました。